都内近郊のホテルでイベント企画・施工・運営・レンタルを手がける東真です。
今回は東京ステーションホテル様で行われたコンセプトウエディング会場の施工のご紹介します。

東京ステーションホテル様は国の重要文化財に指定されている歴史あるホテルな為、資材や物品の搬入はより慎重に行う必要があります。
弊社は都内80のホテルと提携し、年間数千件の施工を経験しており、ホテル施工には慣れておりますが、搬入や施工時に壁や床を傷つけないよう、毎回細心の注意を払っています。

思いを汲み取る施工

今回は結婚式をお考えの方に向けた、コンセプトウエディングのモデルフロアの施工をご依頼いただきました。

このモデルフロアは「GIFT」というテーマで、会場全体が贈り物やプレゼントを模した装飾を施していています。
弊社は高砂の背面の施工を担当させていただき、リボンを模した装飾を施しました。当初は高砂の背面に十字の装飾を施すだけの予定でしたが、お打ち合わせの中で「GIFT」らしさを演出するために、リボンの装飾も行うことになりました。

会場全体を演出するリボンの施工

このリボンの装飾は、まずワイヤーで骨組を設計して、その上にカーペットなどで使用される、パレットパンチカーペットをその上に被せています。
さらに、リボンらしさを演出する為に、しわと折り目を入れることにしました。
ウエディングプランナーさんと相談しながら、演出を固めていきました。

ワイヤーで作った骨組は時間の経過とともに崩れてきてしまい、リボンも垂れ下がってきてしまいます。イベント終了まで綺麗な形を保てるようにリボンの羽は左右の末端を、天井から糸で釣りあげる対応をして、形状が崩れないよう工夫をしました。

イベントコンセプトを施工物で表現できたとお客様にお喜びいただきました。
私たちはホテルでの施工に約50年間関わらせていただいた経験から、お客様のご要望に最適な施工を一緒に考え丁寧に施工させていただきます。