2017年12月11日更新
東京でイベント企画・施工・運営・レンタルを手がける東真です。
「高速道路の建設管理技術」にスポットを当てた展示会イベント『ハイウェイテクノフェア2017』が東京ビッグサイトにて開かれました。
今回は、このイベントに出展された企業様のブースの施工を担当させていただきました。とりわけ熱量を注いだプレゼンテーションで勝ち取ったコンペ案件です。
道路舗装では日本最大手の企業様のブースとはいえ、300社近くの企業がひしめく会場で人目を引くためには工夫が必要です。
お客様へのヒアリングのなかでひらめいたのが、上写真にある「凹道埋めたろう」をつかったデモンストレーションです。
この商品は、たちまちに乾いて硬化する樹脂をつかったアスファルトです。道路の陥没を迅速に補修できる画期的商品として注目されています、
お客様は以前の「ハイウェイテクノフェア」において、「凹道埋めたろう」のデモンストレーションを卓上で行ったところ大変好評だったようです。
そこで、さらに大規模なデモンストレーションをイベント施工で実現する提案をしました。
今回提案したデモンストレーションで用いたのが上写真の特設セットです。
実際の道路を模したステージにアスファルトの陥没を再現しました。ステージ上にすることで、デモンストレーションを一層目立たせることができるのです。
このデモンストレーションでは、東真のキャスティングでMCもご用意しました。
他にも常時人目を引く展示物として、上写真にある「日本最古のアスファルト」を展示しました。
ぱっと見ではわからないのですが、このアスファルトの重量は100キログラムもあります。下の台はその重量を支えるに足るものとして、念入りに製作されたものです。東真ではこのような特別な用途の施工物も熟練の職人が製作することができます。
上の写真のような、バックパネルにディスプレイを埋め込む施工も東真の得意技です。パネルにディスプレイを埋め込む施工は、今日では随分とみられるようになりましたが実は現場のトラブルの種なのです。
というのもメーカーによって微妙に画面サイズが異なるため、露出部を画面ぴったりに合わせられないことが多いのです。そのため、仕方なく、少し画面が隠れてしまうような施工で妥協しているケースもしばしば見られます。
東真では細かいようですが、事前に使用するディスプレイの型番まで調べぴったりと画面をおさめられるように準備しています。
実は今回の展示会イベントの現場では、施工だけでなく企画の面でも隠れた工夫が施されています。
上の写真を見てください。3つのパネルが展示されています。今回のお客様は道路舗装最大手なだけあって、商品は何千種類とお持ちでした。その中から、人目をひくことができるものを施工プロの視点でチョイスして展示しました。
ちなみにパネルの製作も東真の得意分野です。デザインから東真で手がけることができます。加えて今回は特に丈夫な仕様で製作しました。お客様がパネルを繰り返し使用できるようにするためです。
実はこの写真のなかにも東真の気配りが隠れています。
それはメインとなるバックパネルのロゴの位置。
最初のデザインでロゴの位置は左側にありました。しかし展示会イベント会場図を読み込むなかで、来場者のメインの動線は右側にあることがわかりました。そこでロゴの位置を右側に配置して、通路から社名が目に入るようにしたのです。ロゴの位置決めだけでもベストを尽くすのが東真のスタイルです。
展示会イベントにはコストも手間もかかりますが、それらを費やしてでも出展する企業様の意気込みに応えるべく、東真も細部にまで手を抜かないイベント施工を行っています。
創業50年の東真は、ホテルや会議室などのイベント企画・施工・運営で、ノウハウと信頼を積み重ねてきました。
イベントを安全・確実、そして効果的に実施したいというお客様のために、これからも東真は全力を尽くして参ります。
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