【施行】ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけないDVD発売&大晦日放送決定〜あのお仕置きを体感せよ〜イベント
2017年12月25日更新
イベント施工、企画、運営、レンタルを行う東真です。
今年も年末恒例イベント!
日本テレビ系「ガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけないシリーズ」
の放送に先駆けて、「DVD発売&大晦日放送決定〜あのお仕置きを体感せよ〜」
イベントが12月17日に池袋サンシャイン噴水広場にて行われました。
今回はその舞台裏、舞台施工をご紹介させていただきます。
イベント開始は『AM10:00』
ですが、我々の仕事はリハーサルが行われる『AM09:00』
までにすべてを完了させなくてはなりません。
商業施設内ということもあり、会場を使用できるのは『AM07:00』
期待値が高いイベントのためクオリティーもさることながら、
設営時間わずか2時間という『時間』との戦いにもなりました。
大きく分けて三つの施工を行いました。
ここからは各施工物についてご説明させていただきます。
まずは、演者を招いてメディアに告知をする際の【市松柄のバックパネル】です。
上の写真を良く見てみて下さい。
こちらは完成したバックパネルなのですが線が2本入ってるのがお分かりいただけますでしょうか。
素人目には言われないと気が付かないレベルのものなのですが、
実はこの線は「プロが見る」とマイナス点になる部分なのです。
この線の原因なのですが、
バックパネルは「木工のパネル」に「糊付きの出力」を貼って製作します。
この「木工のパネル」が厄介なもので、300,600,900,1200,1500と300mmピッチの規格となってしまいます。
現に今回のパネルもW4500のものをW900を5枚繋げて1枚のパネルに見せているのですが、
この繋ぎ目を隠す「目地」と言われる糊付き出力を貼った跡が線としてうっすら見えているのです。
市松柄でなければこの目地は必ず必要となるのですが、市松柄ですとデザインの調整が容易なため切れ目にデザインがこないように1つの◼︎サイズをを調整することが一般的です。
先方デザイナーへW4500xH2400でデザイン作成を依頼してしまったがために起きてしまったミスなのです。
ここでしっかりW900のパネルを5枚つなげるためここに切れ目がきますよ!
と伝えることもプロの仕事かと思います。
上の写真は目地を貼る前のパネルです。
目地を貼らないとくっきり線が残っていますね。
こちらは目地を貼る作業「目張り」をしている写真です。
文字がずれると目立ってしまうためミリ単位での調整を行いながら合わせていきます。
一度貼ると剥がすことができないため一発勝負の気が抜けないポイントです。
次に罰隊がスタンバイする大きな「罰印」が目印の【罰隊の控えテント】です。
こちらのテントは今回のイベントのために特注で黒地のものを製作しております。
パッと見はかっこいいテントですが、一般的な白地のテントとは違い光を通さないため、
テント内に蛍光灯を仕込むなど一手間も二手間もかかっています。
最後に【SNS訴求パネル】です。
こちらのパネルはデザインなどは何もない0スタートの物でした。
お客様から『TV番組のセットを再現したフォトジェニックなブース』
いわゆるインスタ映えをするスポットを製作して欲しいという依頼でしたのでした。
今回発売されたDVD「絶対に笑ってはいけない、科学博士」のセットの画像をインターネットで探すところからスタートし、何案かの提案の末こちらのデザインとなりました。
是非TV番組のどのシーンの再現なのか見比べて観てください!
そしてこの日はT&Tのイベントも行われました。ボタンを押し『全員OUT〜』のMVが流れると成功で、番組では馴染みのあの罰ゲーム、本番さながらにお尻を「罰隊」にお尻を叩かれ限定景品GET!というファンにとっては痛嬉しいものとなりました。
結果、イベントは大成功。下の画像を見ていただければお分かりいただけるかもしれませんが、カメラに収まりきらないほどの観客で会場の熱気で会場のボルテージはすごいものがありました。「ガキの使い」の人気を肌で感じる事が出来、お客様の反応をその場で感じることができる嬉しいイベントとなりました。
今回は日本テレビ系「ガキの使いやあらへんで!!」のイベントの施工に焦点を合わせてご紹介させて頂きました。普段は見えないイベントの裏側が少しでもお伝えできていたら幸いです。また今回はご紹介しませんでしたが、当日会場で使うMVも東真が作成。
今回のイベントの規模は大きいですが、東真では大小関わらずイベントの施工から企画のご提案、運営、必要物品のレンタルも行っております。
会社や団体で「イベントを企画したいが何から始めていいかわからない。」「今現在イベントを企画、準備を進めているが壁にぶつかってしまった。」などのお悩みをお持ちでしたら、ぜひイベントのプロにご相談ください。
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