2018年4月25日更新
東京都内近郊のホテルでイベント企画・施工・運営・レンタルを手がける東真です。
東真は東京都内80カ所以上のホテルでのイベントを手がけていますが、ホテルでのイベントでは装飾が大切です。なぜなら施工で出来ることに制約があるため大がかりな施工による雰囲気づくりができないからです。装飾の要素を積み重ねていってイベントの雰囲気をつくりあげていく必要があります。
今回は東真がホテルでのイベントを手がけるなかで培ってきたイベント装飾のノウハウのうち、コアとなっている考え方を紹介します。
イベントの本番時間中、装飾はサブである状態がほとんどです。イベントのメインなる要素はあくまでも「人」だからです。むしろイベントの本番時間中には、装飾は「人」を邪魔しないようにしながら引き立てられるようにします。
しかしステージなどのメインとなる空間から「人」がいなくなるタイミングもあります。このようなタイミングでは空間自体に対する注目が集まるります。
このとき装飾は、ある意味でメインになるとも言えます。装飾の「人」を引き立てる役割も重要なのですが、メインとして注目が集まった時に、鑑賞に堪えうるものであることもイベント装飾では大切なのです。
特にホテルイベントでは、大がかりな施工で会場ごと雰囲気をつくることができません。そのためメインとして注目を集める空間を作りこんで、来場者をイベントに引き込む必要があります。
メインとなる空間を手軽に引き立てる方法として、映像を活用するのも一手です。ホテルの宴会場ともならば、結婚披露宴なども催されるために音響設備も整っています。映像は動きがあり色彩も豊かにできるので、メインステージの装飾が控えめな場合でも、両サイドに映像を投影すれば、来場者の視線を誘導することができます。映像も装飾の一部と考えられるのです。
ただ、映像を投影するためのスクリーンを吊るすスクリーンバーがない会場もなかにはあります。そのような場合には、記者会見バックパネルをスクリーン代わりに使うことを弊社は提案しています。
記者会見バックパネルには経師紙を本体に貼るのですが、映像を投影する場合にはターポリンというビニル系の生地を使います。紙だと、表面の繊維が映像の滑らかさを損なわせてしまうのです。記者会見バックパネルをスクリーン代わりに使う際には、ターポリンを用いたほうが色が滑らかになります。
余談ですが、ターポリンには耐水性もあります。そのため、屋外で記者会見バックパネルを使う場合にも使用する素材です。昨今のイベントでは、映像の使用が当たり前となっています。小物類を用いた装飾は、意外と手間がかかってしまうのですが、映像にしてしまえばお手軽に会場の雰囲気を高める装飾の出来上がりです。弊社では映像の製作も承っています。
ホテルでのイベントでは、会場だけでなく建物の構造を熟知していることが、スムーズでトラブルのないイベントの実現につながります。ホテルでのイベント開催をご検討されているお客様は、イベント会場として人気のある東京都内80カ所以上のホテルと専属契約を交わしている東真にお問い合わせください。
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