2020年2月27日更新
イベント企画から施工、運営までトータルにプロデュースする東真です。弊社はホテルのイベントや装飾を数多くやっており、その実績には定評があります。ホテルと言えば非日常。
入った瞬間からドラマティックなムードに包まれたいものですよね。特に季節を感じるイベントは、非日常を演出する絶好のチャンスです。今回はシェラトン都ホテル大阪で手がけたハロウィン装飾をご紹介します!
ハロウィンのイメージカラーといえば暖色系のオレンジが定番ですよね。しかしここは大人が集うホテルなので、あえてコンセプトカラーを寒色系にまとめ、夜をイメージしたシックなハロウィンを演出しました。もともとハロウィンは死者の霊が家族を訪ねてくるものなので、死者が眠るお墓をイメージして枯葉や古木などを配置し、リアルさを追求しました。
背景はジャックオーランタンのシルエット。照明を効果的に使い、手前に仕込んだシルエットの原型のボードが拡大された形でシルエットとなっています。角度をつけることで下から上にいくにつれて拡大され、躍動感のある背景となっています。ボードにはもともと絵として大きな月が描かれていて、シルエットとの重なりで視覚的な奥行きを演出しています。
ハロウィンの季節は紅葉の季節ですね。落葉や無造作に置かれた木々、そして朽ちた生垣なども造作しました。ホテルではあまりやらない素材の使い方ですが、どれも計算されて絶妙のバランスで配置されているので、不思議と洗練された印象を受けます。
水平垂直が少ない、うら寂しい墓場をイメージした有機的な装飾ですが、全体の色彩トーンとシルエットのおかげで十分に上品な大人のハロウィンが演出されました。
このように東真は、イベントごとにコンセプトを立て、その場所に相応しい装飾を企画、施工、運営しております。イベントや気の利いた装飾をやりたいけれどイメージがわかないという施設の責任者様もお気軽にご相談下さい。ホテルでのイベント施工を50年携わらせていただいた経験から、最適なご提案をさせていただきます。
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